秋風先生「鬼上等!描くんだ」律を雲に例える鈴愛に寄り添うユーコとボクテ『半分、青い。』

律と鈴愛は、もっとも深いところで繋がってた

秋風ハウスで食事をとる3人。

ボクテが雲に気づきます。

「ねえ、今日の雲、孫悟空が乗りそうな雲。」

「律は雲に似てた…。」

鈴愛も雲を見つめて呟きます。

「風の流れで形が変わる、

雲の上で寝たら安心すると思ってた。

雲が律だと思ったら、

いつだって一緒にいられるな。

上見たらいる。」

「ばかだねぇ、鈴愛は…」

ユーコが微笑みながら呆れてます。

「最後に律、ここまで送ってくれた。」

聞いたよと言う二人

「まだ喋っとらんことを喋る!」

「鈴愛、岐阜弁」

「いいよ岐阜弁」

二人に突っ込まれながら

鈴愛は律との関係を振り返ります。

「触れた記憶が少なかった。

触った記憶がない。

それが私と律や。」

「手を繋いだ事もない?」

「小さい頃はあったかもしれん。忘れた。」

「触れたいと思わなかったの?」

「ようわからん。

まーくんのことは、

触れたいと思った。

ホントに好きだった。」

「それは、きっと恋だ。」

ユーコが断言し、更に鈴愛に諭します。

律くんと鈴愛はもっと深いところで

繋がってたんだよ。

恋なんかよりもっともっと深いところで。

それを聞いて、鈴愛は色をユーコに

尋ねるのでした。

「それは…何色?」

「何?…色ときたか!

色はーちょっとー…わからん」

そんな中、何か書いてる

ボクテに、鈴愛が気づきます。

「鈴愛ちゃん、自分で気づいて

ないかもしれないけど、

忘れないようにメモしてた。

これ絶対使えるよ!

ネームにすればいいよ。

ボクテは鈴愛が自分で気づかず

こぼしていた物語のネタに

ずっと気づいていたのかもしれませんね。

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鬼上等!描くんだ!!

秋風オフィスにて、

漫画塾を開いている秋風先生。

「私がいいと思えば、

随時月間ガーベラに載せる。

いつ何時採用されるかわからん。

心してかかれ。」

この日は鈴愛からネタ合わせでした。

鈴愛のタイトルは、

『月が屋根に隠れる』

秋風先生が食いつきます。

「お、いいタイトル。」

「男女が別れ話をしている。」

「いつになく、大人っぽいねえ」

「女性はずっと目の端に

月が引っかかってる。」

律との別れに見た景色を

思い出すように、鈴愛が

先生に説明しています。

「月は満月か?」

「満月…に近い。

作り物みたいなペカペカした月で、

うさぎが餅つきしそうな感じです。

二人で小さい頃の、

自分たちの思い出話をしてるんです。

最後は、暗くなりたくなかったから。

楽しい気分で別れたかったから。

私は…律に、『あ、見て。月、綺麗だね』

って言えなかったんです。」

ボクテが口を挟みました。

「なんで?

「思い出縛りだったから?」

ゆっくりだけど、自分の物語に入り込んで

説明している鈴愛の目の前に、

秋風先生が移動してきて向き合って座ります。

「思い出縛りだったから…

思い出しか言っちゃいけない、

今のことは言っちゃいけないような…。

もう、二人の思い出を

増やしちゃいけないような…。

なんか言えなかったんです。」

「楡野!

今だ、今かけ!

今なら描ける!

すぐに帰ってかけ

お前は才能がある!

これは神様がくれた…いや

律くんがくれたチャンスだ!!

「律って口に出しただけで悲しい。

頭の中で思うよりずっと…。」

ぼんやりと悲しみを見つめる

鈴愛の口元を、ガッツリと

秋風先生が掴みます!

「もう喋るな!

勿体無い!

漫画にするんだ!

それをかけ!」

「鬼…」

そんな鈴愛を物ともせずに

ニヤリと笑った先生は、

鈴愛の背中を押します。

「鬼上等!

描くんだ!!」

そして…帰って、机に向かう鈴愛。

ようやく、制作に取りかかれるのでした。

つづく

鈴愛の暴言「悲しいことを喜ぶ変態。今も独りもんで家庭もなく友達もいない」『半分、青い。』

まとめ

ようやく、思いを創作にぶつけ始めた鈴愛。

秋風先生も、鈴愛の作品に

期待しているようですね。

どんな漫画を描きあげるんでしょうか?

今回も最後までお付き合いいただき

ありがとうございました!

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