鈴愛の暴言「悲しいことを喜ぶ変態。今も独りもんで家庭もなく友達もいない」『半分、青い。』

笛を捨てて欲しい鈴愛と、捨てる秋風先生

鈴愛は、月の綺麗な夜と、眠れない夜には

必ず律くんを思い出すのでした…。

夜中に笛を吹く鈴愛。

キッチンにいたボクテとユーコにも

聞こえています。

「鈴愛ちゃんが律くんを呼んでる…。」

翌日、笛を手のひらに乗せて

ボクテとユーコに差し出す鈴愛。

「これ、捨てて欲しい。

自分ではよう捨てんかった。」

とボクテとユーコに頼みます。

鈴愛の岐阜弁は、深い心情吐露が

始まる合図でした。

また泣くのか?と引いている二人に代わり、

秋風先生がやってきて笛を手に取りました。

「俺が捨ててやろう。

ポーーーイ!」

雑に投げ捨てます。

一同、びっくり。

ヒョイっと掴むとそのまま投げ捨てるなんて!

鈴愛が秋風先生に暴言を吐く

「こいつが捨てて欲しいと言った。

『月屋根』は一年も直してるうちに

何が何だかわからなくなった。

こっちも何度も読んでいて若干わからなくなった。」

「それはちょっと無責任じゃ…」

と、つぶやくように言うユーコ。

秋風先生は更に続けます。

「このままでは、

小宮の『5分待って』

ボクテの『女光源氏によろしく』

にも負ける。

(ユーコとボクテに)

お前らもこんな

小さい争いに勝って

にんまりしててどうする!?

(鈴愛に)

痛い気持ちを思い出すんだ!

あの律くんに振られたばかりの

あの頃のお前はすごかったぞ

食べてばかりいて!

鈴愛をたきつけようとする

秋風先生でしたが、鈴愛には響きませんでした。

「先生、

それを私に思い出させるために

笛を捨てたんですか?

先生はおかしいです。

「何が」

「みんなが先生と同じと思わないでください!

私たちは漫画家である前に人間です。」

「ふふふ…

まだ漫画家にもなってないくせに」

先生の言葉を遮るように

鈴愛が畳み掛けます。

先生は漫画を書くためのロボットです!

私は人間です!

漫画を描くために、

わざと悲しむような事はしたくないし

悲しい時は悲しむ!

悲しいことを喜ぶ変態にはなりたくない!

先生は、漫画のためには何だってする。」

「それの何が間違ってる。」

先生は、漫画を描くために

人の心を捨てたんだ!

だから先生は、今でも独りもんで家庭もなく

友達もいないんだ!

もう悲痛な叫びのように鈴愛の感情が

爆発してしまいました。

追い詰められたとはいえ、

鈴愛、幾ら何でもこれは酷いよ…!

秋風先生も流石にショックを受けたようで

顔が若干引きつっています…。

しばしの沈黙のあと、

「…そんなものは、創作の邪魔だ。」

と言って秋風ハウスを後にするのでした…。

部屋に帰ってテトリスをする先生

あっという間にブロックが積んで

ゲームオーバーでした。

鈴愛の言葉が、先生の心に

少なからずダメージを与えてます…。

一方、秋風ハウスの剪定された木の上など

笛を探しているユーコとボクテ。

そこへ、秋風先生がやってきて、

ユーコに声をかけます。

「小宮」

「綺麗になったね〜」

咄嗟に誤魔化すボクテに、

「そういう小芝居、いらないから。」

とさらりと流して

差し出された先生の手には

あの笛がありました。

「笛、うさぎの後ろに落ちてました。」

「うさぎの後ろ…さっき見ましたよ!」

先生が笛を捨ててなかった事を察するユーコ。

秋風先生、本当は笛を

投げ捨ててはいなかったのでした。

捨てたふりをしていたのでした。

「楡野が描き終えたら返すつもりでした。」

「わかりました、鈴愛には落ちてたって言います。」

立ち去ろうとする先生に声をかけるユーコ。

「先生!

家族がいなくても、友達はいなくても

私たちは先生が好きです。

ユーコの言葉を嬉しそうに

噛み締めて頷く先生。

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デビューしたのは「5分待って」のユーコ

そうして、無事に笛はまた鈴愛の元に戻り

そしてまた、漫画を描くアシスタント生活

3分たったカップ麺を食べて更に1年が経った頃。

大御所の原稿が落ちて

そのピンチヒッターという事で

とうとうデビューが!

月刊ガーベラを開くと

『5分待って』小宮裕子

デビューしたのはユーコでした。

「イエーイ!」とハイタッチする

3人でしたが…。

ボクテだけ気持ちが乗らず。

「あんたわかりやすい。」

ユーコに突っ込まれるボクテくんでした。

続く

担当に恵まれない30歳の秋風先生「けなるい!」ボクテの裏切り?『半分、青い。』

まとめ

鈴愛、先生にキツイ事言い過ぎな回でした。

それで、辞めずにアシスタントは

続けていますけどね。笑

先生も、そんな鈴愛をクビにはせずに

ずっと見守っているのは寛大だなぁと思います。

今回も、最後までお付き合いいただき

有難うございました!

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