担当に恵まれない30歳の秋風先生「けなるい!」ボクテの裏切り?『半分、青い。』

こんにちは。TAFです。

秋風塾から一足先にデビューが

決まったユーコ。

前回は喜ぶ鈴愛と、素直に喜べないボクテが

とても対照的な前回でした。

鈴愛の暴言「悲しいことを喜ぶ変態。今も独りもんで家庭もなく友達もいない」『半分、青い。』

なにやら、ボクテ君が不穏な行動を

取り始めますが…。

なにをするのでしょうか。

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岐阜のつくし食堂

忙しくしているつくし食堂。

電話が鳴って、晴さんが受話器を取ります。

「はい、つくし食堂。

なんや、あんたか。こんなお昼時に…。」

電話の相手は、鈴愛でした。

「え!ほんと!

ほんとに!?

鈴愛デビュー決まったと!」

鈴愛のお父さんとおじいちゃんに

嬉しそうに言う晴さん。

えっデビュー!?

と喜ぶ家族を鈴愛が制します。

「違う、私やない!

ユーコやユーコ!」

1992年の春、ユーコは

めでたくデビューしました。

秋風オフィスではお祝いをしていました。

嬉しそうに離れて見守る秋風先生。

食べ物にかぶりつく鈴愛。

少し辛そうなボクテ…。

ユーコに担当がつく

「散英社ガーベラの楠木でございます。」

楠木洋平さんの名刺を受け取る菱元さん。

「デビュー作『5分待って』

読み切りでしたが好評です。

ぜひ、連載にできるよう頑張りましょう!」

デビューしたユーコには担当がつきます。

担当というのは編集者のこと。

漫画家と一緒に漫画を

作り上げ二人三脚で…。

ここで秋風先生が割って入ります。

「ちょっといいですか?

この小宮裕子、私のティンカーベルで

まだ働いておりますし

私が教育しました。

姿勢の低い担当さんもそれに答えます。

「は〜い。もうそれはそれは

よーく存じております!」

「彼女のネームは、私のチェックの後に

見せられる段階になってから

お見せしたい。」

「はい〜。願ったり叶ったり。

モチのローンでございます!」

中々キャラの濃い編集さんですね。

ユーコと合わなさそうで、

ユーコはちょっと引いてます。

漫画家にどんな編集担当がつくかは

とても重要なことなのです。

ここまで秋風先生がこだわるのには

理由がありました…。

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秋風先生は担当に恵まれなかった

1970年秋風先生が30歳の時。

出典:半分、青い。

秋風先生の部屋、背景が手描きです。笑

当時の秋風先生の担当が

フリップを持って説明しています。

「流行っている漫画の要素を

書き出してきました!

スポ根で時代モノでナンセンスギャグ!

この全ての要素を取り入れれば

ヒット確実!10万部突破!

「えー…そんなん

話メチャメチャなるやんー。」

困惑してぼやく秋風先生(30歳)…。

秋風先生は担当に恵まれず、

常にハズレくじを引いていたようです。

また別の担当は居酒屋にて。

「私、本当は文学倶楽部とか

小説文調の編集部に行きたいんですよね。

男なのに少女漫画なんて

終わってるじゃないですか?

それを秋風先生本人に言うか…。

秋風先生も、

「なぜそれを私に言う?」

とボヤきます。

(酔ってるからです。)

とナレーション。笑

また別の担当は。

「僕、どうしても最初は

老人の回想からいきたいんです。

年老いた老人が海辺で

自分の若い頃を思い出す

っていうシーンから。

で、カットはこんなアングルで〜…」

自分の世界に入っている担当に

「自分で描けば〜?」

とボヤく秋風先生。

(本当は漫画家になりたくて

その夢を捨てられなくて、

自分のイメージを押し付けてくる人とか。)

「えー、ヒロインの名前は是非なつみに…」

(それは別れた愛人の名前…。)

「この作品、一言で言って、

テーマは何ですかね?」

一言で言えたら漫画にしない!

「私、定時で仕事は切り上げる主義なんです。

まあ、あとはチャチャっと適当に。

(本当にこの担当さんは

漫画を愛しているのか?

秋風さんは病みました…

そりゃあ、病むでしょうね!

現在の秋風先生に戻り

「私は、常に思っています。

才能の芽も水をやり、

良質な光を当てなければ潰れる。

きちんと、育てなければいけない。

仮にも、彼・彼女らは

漫画家などという

食えるか食えないかわからない

不確定なモノのために、自分の

安定した人生を捨てた訳です。

安泰の道を捨てる決心をした!

その勇気ある決断を

誠意を持って向かえなければならない。

「先生の熱意!秋風塾万歳!」

楠木さんがヨイショしてます。

思い出したように、

「ザバンチュリエのシュトルーデルです。」

と差し入れを渡し、更に

「ユーコさんにファンレターです。」

とユーコに一通のファンレターを

差し出しました。

表に、小宮裕子先生とかいてます。

「大切にしなさい、最初のファンレターだ。」

と秋風先生が声をかけます。

「でも、私…」

と戸惑うユーコに秋風先生が続けます。

「大御所が穴を開けて、デビューしたことを

気にしてるのか?

関係ない、実力だ。

君は秋風塾デビュー第一号だ。

自信を持って。

「頑張ります。」

嬉しそうなユーコでした。

ボクテにはかなりのショック

ボクテと鈴愛で秋風ハウスで

お昼をとっています。

「全然味がしない…。」

ショックのあまり、食べながらも

呟くボクテでした。

「じゃあ私が食べる!」

うって変わり、鈴愛は元気に

ボクテの食べている

差し入れのシュトルーデルを

奪って食べようとします。

「だって味しないんでしょ?

高いのに勿体無い!

私が食べてやる」

やだやだと抵抗するボクテ。

「鈴愛ちゃんはお気楽だね。

嫉妬とかってないの?

ユーコちゃんはファンレターもらってるんだよ?」

「アシスタントやってて

デビューできるのが5人に一人。

食べていけるようになるのが一握り。

我らがユーコがこの5人に1人に入ったんだよ?

妬むよりは喜ぶ、でしょ?」

「鈴愛ちゃんはおめでたいね。」

秋風オフィスでは、一人でシュトルーデル

を食べているユーコ。

菱元さんが、

「あれ?一人?」

と声をかけます。

「私…誘われなかったのかな。」

少し困ったように笑うユーコでした。

鈴愛がボクテに言います。

ほんとは私だってけなるいよ。

岐阜弁で羨ましいの切実なやつ。

居ても立ってもおれんくらい

羨ましいことを言います。」

「けなるーい!!」

空に向かって叫ぶ二人でした。

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